私たちの研究の根底には
次世代の認知行動療法の一種で関係フレーム理論に基づいたやり方や、
ミルトン・エリクソンを源流とするブリーフセラピーをもとに、苦しみや悩みから抜け出し、
活き活きとした人生を歩むということをテーマとしています。
そのためにコア・スキル(中心的技法)としてマインドフルネスを利用しています。
【新規会員募集】
どのようにして悩み苦しみから抜け出すのかを心理学の立場から一緒に学ぼうと、
現在、新規会員を募集しています。
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「価格を元に戻さないで欲しい」との要望がたくさんありましたので、
2/28までの値下げ期間を当面の間、延長することにしました
● 新商品販売
【PRACTICE OF TONGLEN】
古い瞑想法と最新の心理学の融合です。
苦悩を処理するにはそれをAcceptance(受容)することが必要となります。
通常の瞑想ではありません。
苦しみを処理するためのものです。
他にここにしかない商品もあります
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幸せであることはいいことと思われています。
一方、今の自分は悩み、もがき、「人並みに」幸せになれない・・・
努力しても、何度も何とも同じ失敗を繰り返して苦しむ私は、なんて出来損ないだろう・・・
ああ、なんて不幸だろう。
悩みに陥ると、こういう考えを私たちはすぐに持ってしまいます。
幸せでない自分はどこかに問題があるのか、病気だからなのか、成長過程に問題があったからなのだろうかと原因を探します。
ついに、幸せでない私は、どこか正常ではないのだろうかに思いいたります。
確かに「幸せ」がいい状態であり、すばらしいものであることは社会的にも支持されています。
テレビや映画、小説を見ても
幸せであることがどんなに素晴らしいことか
とその情報や話題を提供しています。
ところで、幸せな状態とはどんなものでしょうか。
悲しみも、悩みも、絶望も、不安も、恐怖も、心配もない状態が幸せな状態でしょうか。
あるいは、病気もなく健康であり続けること、
素晴らしい伴侶に恵まれ永遠の愛があって、決して別れることがない関係を築くこと、
が幸せなのでしょうか。
もし、これらが幸せを表しているとするならば、決して手に入るものではありません。
私たちの思考や感情の一部をネガティブと評価して、都合よく取り去ったり、忘れたり、ポジティブに置き換えたりすることはできません。
もしできるというならば、すでにこれらの思考や感情はないはずではないですか。
思考や感情をコントロールしようともがいていると、確かに一時的には楽になります。
しかし、同じ状況に陥るとまたこれらの方策をとるならば、長期的に効果はない、ということになります。
嫌なことがあるたびに、気持ちをよくしようとしてアルコールを飲むようなもので、むしろこのような場合、アルコールを飲むこと自体が問題を維持しているとも考えられます。
あるいは、永遠の関係や決してなくならない素晴らしい愛があったとしても、必ず別れは来ます。
それは死かも知れないし、離婚かも知れません。
いずれにしても必ずいつかは終わりが来るのです。
病気にしてもそうでしょうし、ましてや死などは絶対に避けられないでしょう。
私たちが悩んだり、苦しんだり、不安になったり、恐怖を感じたりするのは、健全な反応ですし、当たり前のことです。
そして、病気や死、別れも人生の中に最初からセットされているものです。
このように、私たちの人生そのものに苦しみは含まれており、それだけをなくすこと自体があり得ないことなのです。
むしろ、このようなものがあるのが正常であって、これらをなくすことを望む自体が、実現不可能であり、アブノーマルなものなのです。
どんなに頑張ったところで、これら苦しみはあるのに、
「なくなって欲しい」
「ないことにして欲しい」
と現実を思考で否定するとき、必ず大きな苦しみに見舞われます。
思考で現実をいくら否定しても、現実は変わりません。
では、どうしたらいいのかというと、
苦しみ自体が人生にセットされているという事実をありのまま受容し、
その上で、苦しみとの関わりを変えることなのです。
私たちが苦しんでいるときは、思考や感情の圧倒的な渦に飲み込まれ、おぼれている状態です。
そして、この反応は私たちの頭と体の中だけで起きているにしか過ぎないのです。
思考や感情を事実として信じ込んでしまうと、疑い、恨み、よりいっそうの不安、イライラ、怒りなどが増幅されてしまいます。
場合によっては、不安や恐怖が昂じて対社会、対人関係においてすら困難を来すかも知れません。
私たちは、思考や感情と一体化して苦しんでいる状態から、マインドフルネスによってこれらとの距離をとります。
これをデ・フュージョン(思考・感情との分離)といいます。
また、感情については、これらと戦ったり、コントロールしたり、逃げ出したりする代わりにアクセプタンス(完全受容)を行います。
こうすることによって、どんな思考や感情が湧き出てきたとしても、それらと距離をとりながら、それらと共に、それらと独立して自分がやりたい行動をとることができるのです。
私たちは、苦しみがあることが問題とは捉えていません。
苦しみのためにできないことがあることが大きな問題だと考えます。
苦しみを放棄することは誰にもできません。
私たちは、苦しみを放棄する方法が、きっとどこかにあるかも知れないと思って生きてきました。
「ちょっとしたテクニックで、たちまちにして苦しみをなくします」
という言葉に何度だまされ続けてきたことでしょうか。
誰一人として苦しみを放棄した人を見たことはありませんし、それができるならば人類はとっくに一部の思考や感情をなくしているはずです。
人生から苦しみをなくすことはできません。
苦しみのもとである思考や感情を都合よくなくしたり、コントロールしたり、逃げ出したりすることはできません。
苦しみを放棄する方法を探し回るより、放っておいても湧き出てくる苦しみとの関わりを変えることが、より現実的な対応かもしれませんね。
本当の幸せとは、苦しみと共に、苦しみとの関わりを変えて、本来私たちがやりたいことができる状態なのです。
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● 『自己変革のための死と再生セミナー スペシャル版』
平成27年3月8日 日曜日 14時から開催します。
今回は、通常なら1週間後に行う「希望者に対する無料セミナー」を連続して行います。
約4時間半以上はかかります。
死を通じての自己に対する気づきは、とてつもないインパクトを感じます。
普段は見たくない、知りたくない死について、絶対に誰でも経験する死を丁寧に見ておくことは、
私たちがどのようにこれから生きていくかを知る上でとても大切なことかも知れません。
漫然と生き、生活してゆく私たちが、死という現実を目の当たりにして、自分自身の人生を振り返るとき、
今私たちが持っている価値観すら大きく揺らぐ衝撃を受けるでしょう。
このセミナーを受けた人は例外なく、今の自分がこれでいいのか、これから自分はどうしていったらいいのかという衝撃と感動と動揺を体験します。
それは、きっと確実に新しい生き方に直結するものでしょう。
参加費用をはるかに超えるものを手にすることは間違いないです。
詳細はこちらから → http://v-d-s.net/?page_id=9841
この日以外にでも開催希望の方がいましたら、連絡してください。
日程調整をいたします。
チケット購入はSTOREからもできます。
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● 『心理的操作原論セミナー』
【値下げしました】 50000円→39800円
mixi日記から
『ある意味、私たちは「包丁」を売るようなものです。
それで人を傷つけることもできますし、すばらしい料理を作ることもできます。
それをどうするかは使う人の意志に関わることであります。
包丁が人を傷つける可能性があるからといって、包丁を売るな、とはいえないでしょう。
技術や道具はいつの時代でも中立なのです。
そして、このセミナーは人を操作するために、心理学のあらゆる技術の集めたようなものです。
知識として知るだけでも有益であるし、
実践すると、たぶんあなたは立派な教祖、占い師、霊能力者、カウンセラー、交渉人、カリスマなどになることができるでしょう。 』
【心理的操作原論 レベル1(理論編) セミナー】39800円
マインドコントロールの種類と理論、仕組みを学びます。
【心理的操作原論 レベル2(実践編) セミナー】39800円
マインドコントロールを実際にどのように使用するのかその手口を教えます。
実例をさまざまな要素に分解して教えます。
詳細はこちらから → http://v-d-s.net/?page_id=10869
日時 平成27年3月15日 日曜日
レベル1 13時から17時
レベル2 17時から21時
この日以外にでも開催希望の方がいましたら、連絡してください。
日程調整をいたします。
チケット購入はSTOREからもできます。
この記事を書いた人

- 心理学を日常生活や人生に徹底的に使うことにより、なりたい自分を手に入れ、心と人生を取り戻すことをサポートするV.d.s.
V.d.s.主任研究員